鳥の歌2008年12月25日コメント (2)
今日はクリスマス。
ナザレの大工の子が産まれた日と言われています。
パウ・カサルスが愛奏していた鳥の歌は、実はカタロニア地方のクリスマス・キャロルです。
イエスが産まれた時、小鳥達がキリストが産まれたことを祝う曲であるはずなのに、どうして短調なのか、悲痛な響きなのか?
なぜならイエスが産まれたということの意味を小鳥達は知っているから。
イエスがすべての人間の罪を背負う為に十字架に架けられてしまう運命にあることを小鳥達は知っている。マリアもヨゼフも、そのことを誰も知らない・・・。
だからあんなにも悲痛なのだ。
これは葬送の歌であり、弔いの歌でもある。
国連でカサルスが他でも無いこの曲を演奏した。
何という皮肉だろう!!
世界の何処に平和があるというのか?
演奏の前のスピーチでカサルスは「カタロニアの小鳥達はpeace!! peace!! peace!!と啼きます。」と声を振り絞るように悲痛に訴えた。
小鳥達の声を聴け!!
http://jp.youtube.com/watch?v=rt9iz3xApVg&feature=related

コメント
コメントを残すは野暮である。
しかし、この唄に込められた哀しみや嗚咽、何処からか聞こえてくる鬼気迫る怒りは何だろうか?
迫力と鬼気、其処に必ずと言っても過言でない哀しみすら聞こえてくる。
とんでもない唄だ。
確かに、これほどの演奏に何かを語ることは野暮だし、蛇足なのかもしれないです。
それでも、今世界中で起きていることを考えると、
今こそこの演奏が聴かれなければならないのではないかと思わざるを得ません。